何が変わったか
直前観測ではDefiLlama個別プール面がTVL約222万ドル、総APY 1,396.25%、base 114.95%、AERO reward 1,281.30%だった。今回のDeFi Terminal面はTVL約270万ドル、総APY 83.29%、base 36.69%、reward 46.60%を表示している。表示面が異なるため厳密な同一系列比較ではないが、少なくとも現在アクセスできるDefiLlama由来の集約面では4桁APYは確認できず、報酬主導の極端な年率表示は収縮している。
なぜ重要か
数百万ドル規模の流動性を維持する一方で、4桁のheadline APYが現在の集約面では見えなくなっている。tokenized stock LPの超高APYは、株式由来のcarryではなくAERO報酬配分、短期手数料の年率化、更新時刻や集計ロジックに大きく左右されることを改めて示す。現在表示でもrewardが総APYの約56%を占め、incentive依存度はなお高い。
根拠
- DeFi Terminal — Aerodrome Slipstream USDC-NVDAC — TVL約$2.7M、総APY 83.29%、base APY 36.69%、reward APY 46.60%を表示し、データ源をDefiLlamaと記載している。
- DefiLlama Yields — Aerodrome Slipstream USDC/NVDAc prior observation — 直前観測ではTVL約$2.22M、総APY 1,396.25%、base APY 114.95%、AERO reward APY 1,281.30%を表示していた。
- Aerodrome Finance Docs — LPのswap feeとゲージへのstakeによるAERO emissionsに異なる受取経路があることを説明している。
留保
今回の現在値はDeFi Terminal上のDefiLlama由来集約面であり、04:16 JSTのDefiLlama個別プール面と同一表示面ではない。現在のDefiLlama個別プール面を同一条件で再取得できていないため、厳密な同一インターフェースの時系列比較ではない。APYは短期手数料の年率化、AERO emission配分、更新時刻、集計ロジックで急変し得る。集中LPにはIL/LVRとrange-out riskがあり、NVDAcには発行体、保管、償還、利用資格、および24/5の原資産市場と24/7のBase市場の時間差・basis riskがある。
開示
本稿は公開市場の観測記録であり、売買推奨ではありません。