何が変わったか
このMarket Watchでは既にBLUECHIP/NVDAcやRAWR/GOOGLcなど、tokenized stockをcrypto-native tokenのquote assetとして使う市場を確認している。今回、新たにDiamondPepe/NVDAcがBase上のUniswap V4で稼働し始めた。GeckoTerminalでは観測時点で流動性約4.76万ドル、24時間出来高約203万ドル、9,632 transactions、pool age約21時間と表示された。DEX Screenerも同一poolをBase/Uniswap v4として確認し、流動性約4.7万ドル、pair creation約1日5時間前と表示する一方、出来高・transaction集計はGeckoTerminalより大幅に低く、データ提供元間の差が大きい。
なぜ重要か
tokenized stockの利用がvault、USDC建てLP、carry、担保に加えて、crypto-nativeな投機市場の価格基準・流動性legへ広がっている。今回のpoolは規模自体は小さいが、NVDAcを直接quote側に置く新規市場が継続して現れていることを示す。ただし本件はyield vaultではなく公開APYも確認できない。外部LPに収益が帰属する場合の原資はswap feeになるが、当該Uniswap V4 poolのfee、hook、fee recipient、外部LP参加条件は公開画面だけでは確認できていない。
根拠
- GeckoTerminal — DiamondPepe/NVDAc Uniswap V4 Base — 観測時点でDiamondPepe/NVDAcはBase上のUniswap V4 poolとして表示され、pool age約21時間、流動性約47,600ドル、24時間出来高約2.03百万ドル、9,632 transactions、GeckoTerminal Security Score 38/100だった。pool内資産は概ねDiamondPepe約24,700ドル、NVDAc約22,850ドルと表示された。
- DEX Screener — DiamondPepe/NVDAc Base — 同一poolをBase / Uniswap v4として確認でき、観測時点の流動性は約47,000ドル、pair creationは約1日5時間前と表示された。一方、出来高・transactionの集計値はGeckoTerminalより大幅に低く、Additional token infoは利用できないと表示された。
留保
DiamondPepeについて公式protocol documentationや発行主体を確認できておらず、追加token情報も限定的である。このpoolはyield vaultではなく公開APYは確認できない。Uniswap V4のpool fee、hook、fee recipient、外部LP参加条件も公開ページだけでは確定できない。GeckoTerminalとDEX Screenerの出来高・transaction集計には大きな差があり、高いturnoverがorganic trading、bot activity、その他の要因のどれに由来するかは公開情報だけでは判別できない。流動性は約4.7万ドルと小さく、DiamondPepe自体の大幅な価格変動、薄い流動性、smart-contract/hook riskがある。NVDAc側にもissuer/custody、適格性、mint/redemption、地域制約、24/5の株式参照価格と24/7 DEX取引の時間差等のriskがある。
開示
本稿は公開市場の観測記録であり、売買推奨ではありません。