何が変わったか
このMarket WatchではすでにNVDAcをquote assetに使うBase市場を確認していた。今回、別銘柄GOOGLcをquote assetにするRAWR/GOOGLcを新規候補として確認した。RAWR公式サイトは『RAWR / GOOGLc』を明示し、CoinGeckoではUniswap V4上のRAWR/GOOGLcがRAWRの最大取引市場として表示された。取得時の表示値はCoinGeckoで24時間出来高約405,560ドル、DEX Screenerで流動性約141,000ドル・24時間出来高約444,000ドル、GeckoTerminalの関連pool表示で流動性約146,070ドル・24時間出来高約663,230ドルと差があり、更新時刻・集計方法の違いが大きい。
なぜ重要か
tokenized stockが単なる株価連動資産としてではなく、別のonchain tokenを価格付けするquote assetとして繰り返し使われ始めている。NVDAcだけの単発的な実験ではなくGOOGLcでも独立した市場が成立していることは、株式tokenがBaseのcrypto-native market structureへ入り込みつつあることを示す。ただしRAWR/GOOGLcはmeme市場であり、一般的なyield vaultではないため、出来高を預金者向けAPYと解釈することはできない。
根拠
- RAWR official site — RAWR公式サイトは『RAWR / GOOGLc』を明示し、RAWRをtokenized Alphabet stockであるGOOGLc建てにした市場設計を説明している。
- CoinGecko — RAWR markets — 取得時の市場一覧ではUniswap V4 (Base)のRAWR/GOOGLcがRAWRの最大取引市場として表示され、24時間出来高は約405,560ドルだった。
- DEX Screener — RAWR/GOOGLc Base — 取得時のRAWR/GOOGLc表示では流動性約141,000ドル、24時間出来高約444,000ドル、pool age約11日だった。
- GeckoTerminal — RAWR market cross-reference — 取得時のRAWR関連pool一覧ではGOOGLc/RAWRのUniswap V4市場について流動性約146,070ドル、24時間出来高約663,230ドルが表示され、CoinGeckoおよびDEX Screenerと数値差があった。
留保
RAWR/GOOGLcはyield vaultではなくmeme tokenの取引市場であり、公開された出来高やswap feeから一般LPが得られる実現APYを直接導くことはできない。各データ提供元の24時間出来高は約40万〜66万ドルと大きく異なり、更新時刻、pool識別、集計方法の差が含まれる可能性がある。RAWRはmeme tokenで価格変動・流動性・smart contract / Uniswap V4 hook等のリスクがあり、GOOGLc側にもissuer/custody、適格性、mint/redemption、24/5の参照価格と24/7 DEX取引の時間差等の制約がある。
開示
本稿は公開市場の観測記録であり、売買推奨ではありません。