何が変わったか
このWatchで新たに、tokenized stockをLPの片側・担保・vault原資ではなく、別tokenの取引税から購入される「現物報酬バスケット」として使うcompositionを捕捉した。公開台帳には2026-09-01以降のsettled payoutが並び、現在の10枠バスケットの60%が株式・ETF系tokenで構成されている。24時間出来高約1.8千ドルに対して、設計上のholder reward比率3%を単純適用すると、現在の出来高水準から生じるgross reward flowは約54ドル/日相当だが、これは持続APYではない。
なぜ重要か
tokenized stockの用途が、株価エクスポージャーやLP・担保から、暗号資産tokenの取引活動を原資にした自動的なin-kind rewardへ広がっている。rewardの原資は株式配当ではなくREBASEの取引税であり、バスケットは保有者のpickを残高加重で集計して更新される。株式tokenがyieldの原資ではなく「支払われる報酬資産」になる点で、Base上のtokenized-stock yield/composition市場の新しい類型である。
根拠
- REBASE — live product page — 公開画面は各取引の5%税のうち3%をholder rewardsへ回し、10資産バスケットを各取引時に購入して保有者へpro-rataで自動分配すると説明する。観測時のバスケットはwtNVDA、wtIAU、wtCOIN、wtDRAM、wtQQQM、wtSPCXを含む10資産で、Stocks & ETFs比率は60%。同画面は累計分配約7.4千ドル、24時間出来高約1.8千ドル、時価総額約5.09万ドル、保有者281、流動性約2.17万ドルを表示し、2026-09-01以降のsettled payout履歴を掲載している。
- REBASE documentation — ドキュメントは5% trade taxを3% holder rewards、1% BaseStonk、0.6% marketing、0.4% liquidity & burnへ分ける設計と、保有残高で加重したasset picksから上位10資産をバスケット化する仕組みを説明する。一方、同じdocsのRisk節にはon-chain figuresはsimulated/pre-launchでmainnet未実行との記載が残っている。
留保
REBASEの公開ホームページはLIVE表示と2026-09-01以降のsettled payout履歴を示す一方、同プロジェクトのdocsには「on-chain figuresはsimulated/pre-launchで、Base mainnetでは未実行」とする矛盾した記載が残る。Basescanリンクは公開ページから提示されているが、この観測ではExplorer側の取得制限により独立検証できていない。24時間出来高は小さく、3% reward flowは取引活動次第でゼロ近くまで低下し得るため、APYとして固定化できない。バスケットは保有者残高で加重されたpickに依存し、観測時はpick参加者が1 walletと表示されている。controllerが有効な場合は強制的なbasket変更も可能とdocsに記載される。各ST0x資産にはissuer、custody、routing、原資産市場時間、価格連動など固有の制約がある。
開示
本稿は公開市場の観測記録であり、売買推奨ではありません。